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獣医師の年収はいくら?分野別・年代別の相場まとめ【統計と実例で解説】

獣医師の平均年収は統計上約680万円。でも求人相場は450万円前後、1年目は350〜450万円——この差はなぜ?現役獣医師ゆっけが、公的統計・求人データ・当サイトの給与実例を突き合わせて、分野別・年代別のリアルな相場を1本にまとめました。

📅11分で読めます
#年収#給与#相場#獣医師#お金
獣医師の年収はいくら?分野別・年代別の相場まとめ【統計と実例で解説】
ゆっけ書いた人:ゆっけ(現役獣医師)保健所→産業動物臨床→家畜保健衛生所→畜産と、4つの現場を経験。
ワン

ワン

ゆっけさん、「獣医師の平均年収は680万円」って見たんですけど…周りの先生たち、そんなにもらってる気がしません…。

ゆっけ

ゆっけ

それ、大事な違和感です——「平均年収」と「あなたがもらえる年収」は、別物なんです。

この記事は、獣医師の年収の「全体地図」です。

公的統計・求人データ・当サイトで公開してきた給与実例を突き合わせて、リアルな相場をまとめます。

📌 この記事の結論

  • 統計上の平均は約680万円(ただし調査年でブレが大きい)
  • 求人ベースの相場は450万円前後、1年目は350〜450万円
  • 差の正体は「平均」にはベテラン・院長クラスが含まれるから
  • 年収は分野と年代でまるで違う。自分の現在地と比べるのが正解
💡この記事でわかること
  • 統計・求人・実例で違う「3つの年収」の読み方
  • 年代別の年収相場(20代・30代・40代)
  • 分野別の年収比較(小動物・産業動物・公務員・企業)
  • 当サイトの給与公開記事(一次情報)への案内
  • 年収を上げる現実的な打ち手

結論:平均680万円を、鵜呑みにしてはいけない

先に、いちばん大事な結論から。

「獣医師の年収」には、3つの違う数字があります

数字の種類金額の目安何の数字か
統計の平均約680万円全国の獣医師の平均(平均年齢38.7歳・賞与込み)
求人の相場約450万円前後いま募集中の求人票に書かれた金額の平均
1年目の実例約350〜450万円新卒・若手が実際に受け取る金額

「平均680万円」を見て転職すると、求人票の数字とのギャップに驚くことになります。

だからこの記事では、自分の年代・分野と比べられる形で相場を整理します。

理由:なぜ3つの数字はこんなに違うのか

理由は、それぞれ数えている人が違うからです。

  • 統計の平均には、経験20年のベテランや管理職も含まれる(若手だけの数字ではない)
  • 求人の相場は、これから人を採る職場の提示額(=転職市場の現実)
  • さらに獣医師の統計はサンプル数が少なく、調査年によって数百万円単位でブレる
メモ

統計によっては、平均885万円(平均46.7歳)と出る年もあります。

数字がバラつくのは、調査対象になった獣医師の年齢層・職域が年ごとに違うためです。

「どの統計か」より、「自分と近い条件の実例」を見るほうが役に立ちます。

では、自分と比べられる数字を見ていきましょう。

具体例①:年代別の年収相場

まず年代別です。

統計の年齢別データと、業界の肌感を合わせた目安がこちら。

年代年収の目安備考
20代400〜500万円1年目は350〜450万円からスタート
30代500〜650万円経験・専門性で差が開き始める
40代以降600〜750万円超分野・役職で大きく変わる

ポイントは、獣医師の年収は「勝手には上がらない」が「打ち手で変えられる」こと。

年代別の転職の動き方は、こちらで詳しく解説しています。

具体例②:分野別の年収比較(1年目の実例つき)

次に、働く分野別です。

当サイトでは、実例ベースの「1年目給与」を公開しています。

分野1年目の実例(額面)特徴
公務員(保健所等)約450万円安定・賞与が規定どおり出る
産業動物(NOSAI)約423〜430万円当直手当で2年目以降伸びる
小動物臨床(動物病院)約380万円(350〜450万円)病院差が極端に大きい

それぞれの内訳(月給・ボーナス・手取り)は、給与明細ベースで公開しています。

企業・専門分野は、経験を積んだ転職先として年収水準が上がります。

分野年収の目安詳しい記事
ペット保険会社約450〜600万円ペット保険会社で働く獣医師
製薬企業年収水準は高め製薬企業で働く獣医師のキャリア
JRA(獣医職)平均約1,080万円(ベテラン含む平均)馬の獣医師になるには
ワン

ワン

同じ獣医師なのに、分野でこんなに違うんですね…。

ゆっけ

ゆっけ

そうなんです、年収の悩みは「頑張り」より「どこで働くか」で決まる部分が大きいんです。

公務員は自治体によっても差があります。

具体例③:手取りはいくらになる?

額面と手取りの差も、押さえておきましょう。

目安は、手取り=額面の約8割(社会保険・税金が引かれる)。

額面年収手取りの目安月あたり
400万円約320万円約26万円
500万円約390万円約32万円
650万円約490万円約41万円

奨学金の返済がある方は、ここからさらに返済分を見込む必要があります。

年収を上げるには:現実的な打ち手から

「相場は分かった。で、どう上げる?」という方へ。

ポイント

獣医師の年収は、「黙っていても上がる仕組み」ではありません

転職・領域シフト・専門性・マネジメント・開業——打ち手をハードルの低い順に選ぶのが現実的です。

5つの打ち手を、ハードルの低い順に1本にまとめてあります。

まとめ:平均ではなく「自分の現在地」と比べる

最後に、もう一度結論です。

  • 統計の平均は約680万円。ただしベテラン込み・調査年でブレる数字
  • 転職市場の相場は450万円前後、1年目は350〜450万円
  • 年収は分野と年代で大きく変わる。「どこで働くか」の影響が大きい
  • 上げたいなら、打ち手をハードルの低い順に選ぶ
ゆっけ

ゆっけ

平均と比べて落ち込む必要はありません、比べる相手は「去年の自分」と「自分の選択肢」で十分です🐾

転職も視野に入れるなら、全体の進め方はこちらの地図からどうぞ。

出典・参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「獣医師」(賃金構造基本統計調査ベース・平均680.5万円/38.7歳)/求人ボックス 給料ナビ「獣医師」(求人ベース平均約453万円)

※ 統計値は調査年・集計方法で変動します(2026年7月時点の公開情報)。1年目実例は当サイト給与公開記事(一次情報)に基づく代表例で、地域・職場・年度により異なります。

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