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公務員獣医師の年齢制限|過半数の自治体は60歳以上まで受験できる

47都道府県の年齢上限を調べたところ、60歳以上まで受験できる自治体が過半数でした。厳しいのは宮城・山形・奈良の39歳以下。全県の一覧を載せています。

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#公務員#年齢制限#転職#試験#47都道府県#保健所
公務員獣医師の年齢制限|過半数の自治体は60歳以上まで受験できる
ゆっけ書いた人:ゆっけ(現役獣医師)保健所→産業動物臨床→家畜保健衛生所→畜産と、4つの現場を経験。
ワン

ワン

ゆっけさん、公務員って年齢制限が厳しいイメージがあるんですけど、獣医師の場合もそうなんですか?

ゆっけ

ゆっけ

それが逆で、獣医師は60歳前後まで受験できる自治体が過半数なんです。

何歳まで受けられるのかは、調べにくいものです。

そこで47都道府県の年齢上限を、各県の公式HPで全て調べました。

📌 この記事の結論

  • 公務員獣医師の年齢上限は自治体で39歳〜62歳とまちまち
  • 獣医師不足で、60歳前後まで受験できる自治体が過半数
  • 厳しいのは宮城・山形・奈良(39歳)、大阪・京都・東京(40歳)など
  • ただし経験者向けの別枠を持つ県も多く、そちらは60歳前後まで受けられる
  • 年齢条件は毎年変わるので、受験する年の公式情報で確認を

結論:「意外と遅くまで受験できる」自治体が多い

調べてみて、正直びっくりしました。

「公務員試験は若くないと受けられない」というイメージがありました。

でも、獣医師に限っては60歳前後まで受験できる自治体が大多数だったんです。

47都道府県を集計すると、こうなりました。

獣医師の採用試験の年齢上限を47都道府県で集計した帯グラフ。40歳以下が7県15%、41〜49歳が5県11%、50〜59歳が7県15%、60歳以上が28県60%

60歳以上まで受験できる自治体が28県(60%)を占めます

理由:なぜ、年齢制限がこんなに緩いのか

これは、獣医師不足が深刻であることの裏返しです。

自治体側が「年齢制限を緩和してでも獣医師が欲しい」状況になっています。

ただし、一部の自治体では30代後半〜40代で足切りになるケースも。

だから、早めに確認しておくのがおすすめです。

注意事項(必ずお読みください)

この記事は各都道府県の公式HPを調べてまとめたものですが、いくつか重要な注意点があります。

注意

多くの自治体は、採用枠を複数持っています。

新卒・若手向けの枠とは別に、「社会人経験者採用」「職務経験者型」といった枠があり、 そちらは60歳前後まで受験できることがあります。

下の一覧は、各県の代表的な枠ひとつの数字です。 一覧で年齢が合わなくても、別の枠なら受けられる場合があります。必ず各県の採用ページで枠の一覧を確認してください。

年齢条件は毎年変わります。年齢の基準日(「4月1日時点」「採用時点」など)も自治体によって違います。

以下のデータは調査時点(令和7〜8年度)のものです。

47都道府県の年齢上限一覧

各都道府県の公式採用HPをもとに調査した結果です。

下のバッジの色で、ひと目で厳しさがわかるようにしています。

40歳以下 厳しい

41〜55歳 標準

56歳〜 緩い

北海道・東北

🗾北海道・東北
北海道
62歳未満
令和9年4月1日現在
青森県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
岩手県
45歳未満
令和8年4月1日現在
宮城県
39歳以下
昭和61年4月2日以降
秋田県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
山形県
39歳以下
昭和61年4月2日〜平成14年4月1日
福島県
60歳以下
昭和39年4月2日以降

宮城県・山形県は39歳以下と、比較的厳しめ。

この2県で受験を考えているなら、早めに動く必要があります。

関東

🏙️関東
茨城県
34歳以下/61歳以下
経験者枠なら61歳まで(免許取得後5年以上)
栃木県
61歳以下
令和6年度データ
群馬県
59歳以下
昭和41年4月2日以降
埼玉県
36歳以下+経験者枠
新卒向けの免許資格職とは別に経験者試験あり
千葉県
60歳以下
令和7年4月1日現在
東京都
40歳以下
一般枠(キャリア活用枠は60歳以下)
神奈川県
29〜62歳
経験者選考(下限あり)
ワン

ワン

ゆっけさん、関東って都会のイメージなのに、結構年齢制限が厳しいんですね…!

ゆっけ

ゆっけ

ただ、茨城県には社会人経験者採用という別枠があって、そちらは61歳まで受けられます。免許取得後5年以上の職務経験が条件です。

埼玉県も、新卒向けの「免許資格職」とは別に経験者試験があります。令和8年度から獣医師が追加され、職務経験年数の要件も撤廃されました。

東京都は採用区分によって大きく異なるので注意です。

中部

🗻中部
新潟県
61歳以下
昭和40年4月2日以降
富山県
50歳以下
令和8年4月1日現在
石川県
61歳以下
昭和39年4月2日以降
福井県
48歳以下
昭和52年4月2日以降
山梨県
62歳未満
昭和39年4月2日以降
長野県
59歳以下
採用時点
岐阜県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
静岡県
62歳以下
昭和38年4月2日以降
愛知県
61歳未満
昭和39年4月2日以降

富山県(50歳以下)・福井県(48歳以下)は、他県より制限が厳しめ。

50代での転職を考えているなら、選択肢から外れることがあります。

近畿

🏯近畿
三重県
61歳未満
平成14年4月1日まで生まれた方
滋賀県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
京都府
40歳以下
昭和61年4月2日以降
大阪府
40歳以下
昭和60年4月2日以降
兵庫県
59歳以下
平成14年4月1日まで生まれた方
奈良県
24〜39歳
昭和62年4月2日〜平成15年4月1日
和歌山県
61歳以下
昭和39年4月2日以降

京都府・大阪府は40歳以下と、大都市圏でありながら年齢制限が厳しめ。

奈良県は39歳以下と、近畿でも最も厳しい部類です。

中国

⛩️中国
鳥取県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
島根県
60歳以下
昭和39年4月2日以降
岡山県
59歳未満
昭和42年4月2日以降
広島県
61歳以下
昭和40年4月2日以降
山口県
62歳以下
採用時点

四国

🌊四国
徳島県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
香川県
34歳以下/61歳以下
職務経験者型なら61歳まで
愛媛県
59歳未満
昭和42年4月2日以降
高知県
59歳以下
昭和42年4月2日以降

香川県は枠が2つあります。通常の採用選考は34歳以下ですが、職務経験者型なら61歳まで受けられます。

しかも職務経験者型には「就職氷河期世代も受験対象」と明記されています。

なお香川県は、令和8年度から大学5年生も受験可能になり、東京会場も新設されました。

九州・沖縄

🌴九州・沖縄
福岡県
62歳未満
平成15年4月1日まで生まれた方
佐賀県
60歳以下
昭和41年4月2日以降
長崎県
45歳以下
昭和55年4月2日以降
熊本県
61歳以下
昭和40年4月2日以降
大分県
61歳以下
昭和39年4月2日以降
宮崎県
60歳未満
令和8年4月1日現在
鹿児島県
49歳以下
昭和51年4月2日以降
沖縄県
46歳以下
昭和54年4月2日以降

九州・沖縄は、自治体によってかなりばらつきがあります。

長崎・鹿児島・沖縄は45〜49歳と中程度の制限。

福岡は62歳未満と上限が高く、幅広く受け入れている県です。

年齢上限ランキング:厳しい自治体 vs 緩い自治体

⚠️🚨 ここは早めに動かないと受験できなくなる
宮城県
39歳以下
同率1位
山形県
39歳以下
同率1位
奈良県
39歳以下
同率1位
京都府
40歳以下
同率6位
大阪府
40歳以下
同率6位
東京都
40歳以下
一般枠(同率6位)

いちばん厳しいのは、いまのところ宮城・山形・奈良の39歳以下です。

都市部の京都・大阪・東京(一般)も40歳以下と厳しめで、人気の都市部ほど制限が厳しい傾向があります。

ただし、ここに挙げた県も経験者向けの枠を別に持っている可能性があります。「一覧で年齢が合わないから無理」と決めつける前に、各県の採用ページで枠の一覧を見てください。

一方、60歳以上まで受験できる自治体が過半数を占めます。

主なものは、北海道・山梨・福岡(62歳未満)、静岡・山口(62歳以下)、神奈川(62歳まで・経験者)、石川・栃木・新潟・熊本・大分・広島(61歳以下)、和歌山・愛知(61歳未満)、青森・秋田・福島・千葉・岐阜・滋賀・鳥取・島根・徳島・佐賀(60歳以下)など。

「年齢の壁」で悩んでいる方へ

ワン

ワン

ゆっけさん、もし40代で転職を考えてる場合、どこを狙えばいいんですか?

ゆっけ

ゆっけ

「もう30代後半だから遅いかも…」と思っている方も、全国を広く見れば意外と選択肢があります。

40代・50代なら、まず「どの自治体で働けるか」から逆算するのが現実的です。

住む場所にこだわらないなら、北海道・山梨・静岡・山口あたりが上限62歳前後。

九州なら福岡・熊本・大分、関東なら神奈川(経験者選考)・栃木が比較的緩いです。

逆に「宮城・山形・奈良・大阪・京都」は40歳以下が多いので、30代のうちに動いておく必要があります。

年代別に受験できる自治体をまとめた図。30代ならほぼ全国が対象、40代なら北海道・山梨・静岡・山口・福岡・熊本・大分・神奈川・栃木、50代でも北海道・山梨・福岡・静岡・山口。宮城・山形・奈良・大阪・京都・東京・埼玉は40歳以下

年代ごとに、狙える自治体はこう変わります

「まだ若いから大丈夫」と思っていると、気づいたら受験できなくなっていた——ということも。

年齢だけでなく、実際の採用状況も47都道府県で調べています。

まとめ:60歳前後まで受けられる自治体が、過半数

  • 公務員獣医師の年齢上限は自治体によって39歳〜62歳とまちまち
  • 獣医師不足の影響で、60歳前後まで受験できる自治体が全体の過半数
  • 厳しいのは宮城・山形・奈良(39歳)、大阪・京都・東京(40歳)
  • ただし新卒向けとは別に経験者向けの枠を持つ県が多く、そちらは60歳前後まで受けられる
  • 大都市ほど制限が厳しく、地方ほど緩い傾向
  • 年齢条件は毎年変わるので、必ず受験する年の公式採用情報で確認を
ワン

ワン

ゆっけさん、年齢制限さえクリアできれば、あとは頑張り次第ってことですね!

ゆっけ

ゆっけ

まさにその通りで、「年齢制限さえクリアできれば、あとは中身!」という方は、公務員試験の準備や自治体の選び方なども参考にしてみてください。


※ 本記事のデータは各都道府県の公式HPをもとに調査したものです。年齢条件は年度ごとに変更される場合があります。受験前には必ず各自治体の最新の採用情報をご確認ください。

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ゆっけ
ここまで読んでくれてありがとう。最後にひとつだけ、伝えたいことがあります。

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