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転職の進め方

獣医師が転職前にやること|辞めると決めた後こそ、今の職場で頑張る

転職を決めたら、今の職場は適当でいい——実は逆です。辞めると決めた後こそ手を抜かないほうが、書類・面接・退職のすべてで有利になります。

📅🔄⏱約5分で読めます
#転職準備#円満退職#職務経歴書#在職中の転職#獣医師の転職
獣医師が転職前にやること|辞めると決めた後こそ、今の職場で頑張る
ゆっけ書いた人:ゆっけ(現役獣医師)保健所→産業動物臨床→家畜保健衛生所→畜産と、4つの現場を経験。

📌 この記事の結論

  • 辞めると決めた後こそ、今の職場で手を抜かない
  • 書類も面接も、語れる強みはいま働いている職場から見つかる
  • きちんと働いていると、退職を切り出したときに話を聞いてもらえる
  • 避けたいのは露骨に手を抜く・悪口を言う・引き継ぎを雑にするの3つ
ワン

ワン

ゆっけさん、辞めると決めたら、今の仕事はほどほどでいいですよね?

ゆっけ

ゆっけ

その気持ち、よく分かります。でも実は逆なんです。

辞めると決めた瞬間、今の職場への興味が薄れます。

「どうせ出ていくし」という気持ちが、どうしても出てきます。

でも、ここで手を抜くと転職活動そのものが不利になります。

この記事を読み終えるころには、その理由が腑に落ちているはずです。

結論:辞めると決めた後こそ、手を抜かない

先に結論をお伝えします。

いま働いている職場でやっていることが、そのまま転職活動での強みになります。

いまの職場で書類を書く獣医師と、そのまま次の職場へ歩き出す同じ人物のイラスト

いまやっていることは、そのまま次の職場へ持っていけます

ポイント

書類に書く内容も、面接で話す内容も、いま働いている職場での経験がもとになります。

強みは、日々の仕事のなかから見つかります。

理由:転職活動が有利になるからです

なぜ手を抜かないほうがいいのか。

有利になる場面が、3つあります。

① 書類に書けることが増える

職務経歴書に書くのは、これまでやってきたことです。

「なんとなく日常業務をこなしていました」では、うまく書けません。

  • 新人の指導を任された
  • 手術件数を増やした
  • 農家さんへの説明資料を作った
  • 記録の付け方を整理した

辞めると決めてからの数ヶ月でも、書けることは作れます。

書き方はこちらでまとめています。

② 面接で話せることが増える

面接では「今の職場で何をしてきましたか」と必ず聞かれます。

このとき、直近の話ができる人は強いです。

3年前の話しかできないと、「最近は何もしていないのかな」と受け取られます。

③ 退職を切り出したときに、話を聞いてもらえる

ここが、いちばん実感した部分です。

ワン

ワン

辞める話と、仕事ぶりが関係あるんですか?

ゆっけ

ゆっけ

大ありです。普段どう働いていたかで、上司の受け取り方が変わります。

きちんと働いてきた人が「お話があります」と言えば、上司は真剣に聞きます。

一方、辞める気配を出しながら手を抜いていた人だと、「やっぱりな」で終わります。

送り出され方が、まったく違ってきます。

退職の進め方は、こちらでまとめています。

ただし「がむしゃらに働く」ではありません

ここは誤解しないでください。

残業を増やせ、休日も出勤しろ、という話ではまったくありません。

大事なのは、方向を合わせることです。

🧭頑張る方向の決め方
職場が求めていること
院長や上司が困っていること
自分が伸ばしたいこと
次の職場でも使える経験
重なるところ
ここに時間を使う
職場が求めていることと、自分が伸ばしたいことが重なるところに時間を使う、という2つの円の図

2つが重なるところに時間を使うと、そのまま次の強みになります

たとえば、次は企業を目指しているとします。

それなら、数字を扱う仕事や、資料を作る仕事を引き受けておくと、そのまま強みになります。

ポイント

次の職場でも使える経験を、今の職場で作らせてもらう。

そう考えると、残りの数ヶ月の意味が変わります。

獣医師の職場では、具体的にこうなります

「頑張るといっても、何を?」となると思います。

大がかりなことは必要ありません。

  • 手順書やマニュアルを1つ作る
  • 後輩に教えたことを、紙にまとめておく
  • 担当した症例や案件を、記録として整理しておく
  • 農家さんや飼い主さんへの説明資料を作る
  • 使っていなかった機器の使い方を覚える
ワン

ワン

どれも、そんなに大変じゃないですね。

ゆっけ

ゆっけ

そうなんです。しかもそのまま引き継ぎ書になります。

引き継ぎ書は、退職を申し出てから作ると時間に追われます。

普段から少しずつ作っておけば、退職の手続きもぐっと楽になります。

転職しなかったときも、技術・資料・信頼は残ります

もうひとつ、お伝えしたいことがあります。

転職活動をした結果、「やっぱり今の職場で続けよう」となることもあります。

これは失敗ではありません。

そして、その場合でも身につけた技術、作った資料、職場からの信頼はそのまま残ります。

ポイント

作った資料も、覚えた技術も、上司からの信頼も、消えません。

転職しなかったときに損をしない——これが、この方法のいちばん良いところです。

「辞めるつもりで手を抜いたけれど、結局辞めなかった」

これがいちばん、もったいない結果です。

やってはいけない3つのこと

逆に、これだけは避けてください。

1

露骨に手を抜く

周りは思っている以上に見ています。

獣医師業界は狭く、評判は次の職場にも伝わります。

2

職場の悪口を言う

不満があって辞めるとしても、口に出すと自分に返ってきます。

面接で前職の悪口を言う人は、それだけで評価が下がります。

3

引き継ぎを雑にする

去り際は、いちばん記憶に残ります。

最後の1ヶ月の印象が、その人の評価として残り続けます。

面接でやってはいけないことは、こちらにまとめています。

まとめ:辞めると決めた後の数ヶ月は、次の職場の準備期間

  • 辞めると決めた後こそ、今の職場で手を抜かない
  • 書類も面接も、語れる強みはいま働いている職場から見つかる
  • きちんと働いていると、退職を切り出したときに話を聞いてもらえる
  • ただし「がむしゃら」ではなく、次でも使える経験に時間を使う
  • マニュアル作りや記録の整理は、そのまま引き継ぎ書になる
  • 転職しなかったときも、技術・資料・信頼は自分に残る
  • 露骨に手を抜く・悪口を言う・引き継ぎを雑にする、の3つは避ける
ゆっけ

ゆっけ

残りの数ヶ月は、消化試合ではありません。次の職場のための準備期間です。

そう考えられると、今の職場での時間の意味が変わります。

まずは、今週やった仕事をひとつ書き出してみるところからで十分です。

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ゆっけ
ここまで読んでくれてありがとう。最後にひとつだけ、伝えたいことがあります。

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