vetcareer|獣医師のための転職メディア
vetcareer
獣医師のリアル|現場の1日・あるある・体験談キャリアの選択肢|あなたに合う働き方を探す転職する|書類・面接・エージェントお金|年収・手取り・制度を知る
転職の進め方

JACリクルートメントは獣医師に使える?登録手順と本音

獣医師専門ではないハイクラス転職エージェント「JACリクルートメント」に実際に登録した記録。入力画面を全ステップ載せて手順を解説します。職種に「獣医師」はあるのか、担当者は獣医師の仕事を知っているのか、面談で何を聞かれるのか。使ってみた正直な感想までまとめました。

📅49分で読めます
#転職エージェント#JACリクルートメント#登録方法#企業獣医師#獣医師の転職
JACリクルートメントは獣医師に使える?登録手順と本音
ゆっけ書いた人:ゆっけ(現役獣医師)保健所→産業動物臨床→家畜保健衛生所→畜産と、4つの現場を経験。

※ 本記事はアフィリエイト広告を含みます。筆者が実際に登録した記録をもとに書いており、内容に広告主の関与はありません。

💡この記事でわかること
  • JACリクルートメントの登録画面(実物・全ステップ)
  • 職種の選択肢に「獣医師」はあるのか
  • 獣医師がつまずきやすい3つの画面と、その答え
  • 登録してから面談までの流れ(メール→電話→オンライン面談)
  • 実際に紹介された求人と、使ってみた正直な感想
ワン

ワン

ゆっけさん、獣医師の求人サイトを見ていると、出てくるのは動物病院ばかりなんですよね…。

ゆっけ

ゆっけ

そこなんです。企業で働く獣医師を目指すなら、探す場所そのものを変えないといけないのかもしれない——そう思って、獣医師専門ではないエージェントに登録してみました。

登録したのは、ハイクラス転職で知られるJACリクルートメントです。

きっかけは友人のすすめでした。「ハイクラス向けなら年収が上がるかもしれない」という期待もあり、当時は本気で転職先を探していた時期です。

この記事では、実際の入力画面をすべて載せながら、登録手順を1から解説します。

あわせて、担当者はどんな方だったのか、面談で何を聞かれて答えに詰まったのか、使ってみて何がしんどかったのかまで、正直に書きました。

読み終えるころには「登録ボタンを押したあと、何が起きるのか」が具体的に見えて、最初の一歩をためらわずに踏み出せるはずです。

結論:登録は5分。獣医師でも問題なく使えました

先に結論からお伝えします。

登録してわかったこと
所要時間
5分ほど
費用
無料
職種の選択肢
「獣医師」欄あり
履歴書・職務経歴書
任意。なくても登録は進む
最初の連絡
まずメール。そのあと電話
面談
オンラインで20分ほど
紹介された求人
外資系製薬・実験動物・ペット保険など
担当者
獣医師の仕事を知っている方だった
営業の圧
ほとんどなし。距離感が心地よい

使ってみて一番の収穫は、自分ではたどり着けなかった求人を見せてもらえたことでした。

外資系の製薬会社、実験動物の管理獣医師、ペット保険会社——どれも自分では探しようがなかった仕事です。

そしてもう1つ。獣医師専門ではないエージェントなのに、職種の選択肢に「獣医師」がきちんとありました

\ 獣医師の求人があるか、まず確かめる /

JACリクルートメントに無料登録する
  • 完全無料
  • 登録5分
  • 見るだけOK

登録したからといって、転職を迫られることはありません

JACリクルートメントとは、どんな会社か

手順に入る前に、どんなエージェントなのかを短くまとめておきます。

🏢JACリクルートメントの特徴
成り立ち
ロンドン発祥。世界11カ国に拠点を持つ
得意分野
管理職・専門職・外資系・グローバル案件
年収帯
公開求人の約9.6割が年収600万円以上
進め方
両面型(企業側と求職者側を同じ担当者が見る)

ポイントは両面型という進め方です。

多くのエージェントは「企業を担当する人」と「転職したい人を担当する人」が別々にいます。

JACは同じ担当者が両方を見ているので、その会社が本当はどんな人を求めているのかが伝わりやすい仕組みです。

一方で、年収600万円以上の求人が中心という点は、あらかじめ知っておいてください。

参考:JACリクルートメント公式「JACの特徴・強み」

【全画面つき】登録手順を1から解説

登録は「ご連絡先など → プロフィール → 完了」の3段階です。

画面の上に進み具合のバーが出るので、あとどれくらいかが分かります。

各画面の下に「まだご登録は完了しておりません」と書かれています。

最後の「完了」ボタンを押すまでは、申し込みにはなりません。

画面の数は多いですが、ほとんどはボタンを押して選ぶだけです。

手が止まりやすいのは、職種を選ぶ画面と、経歴を書く画面の2つ

逆に言えば、この2つさえ準備しておけば、あとは流れで終わります。


第1段階:連絡先を入れる

STEP1 生年月日を選ぶ

登録の最初の画面は、生年月日を選ぶところから始まります。

JACリクルートメントの登録画面。生年月日の年を、西暦と和暦が併記されたボタンから選ぶ

西暦と和暦が両方書いてあるので迷いません

入力ではなく、ボタンを押して選ぶ形式です。

年 → 月 → 日と3画面続きますが、押すだけなので10秒ほどで終わります。

JACリクルートメントの登録画面。選んだ生年月日が上部に黄色く表示され、その下で月を選ぶ

選んだ内容は上に黄色く表示され、「修正する」でいつでも戻れます

入力ミスに気づいても、その場で直せる作りになっています。

STEP2 氏名と性別を入れる

JACリクルートメントの登録画面。氏名の漢字とフリガナ、性別を入力する

STEP3 住所と連絡先を入れる

JACリクルートメントの登録画面。郵便番号、都道府県、市区町村、携帯電話番号を入力する。個人情報の取り扱いに関する注記がある

連絡先の下に、個人情報の扱いについての説明があります

在職中の人が気になるのは、ここだと思います。

画面には次の3点が書かれていました。

  • 転職サポート・求人紹介のサービス以外では使わない
  • 本人の同意なく、求人企業に連絡先を知らせることはない
  • 個人情報保護の第三者認証(プライバシーマーク)を受けている

勝手に今の職場に連絡がいくことはない、ということです。

ただし電話は日中にかかってきます。出られない時間帯があるなら、最初に伝えておくと安心です。

在職中の進め方は、こちらでまとめています。

STEP4 直近の企業名・年収・書類の添付

JACリクルートメントの登録画面。直近の企業名、現在の年収、履歴書・職務経歴書の任意添付欄

書類の添付欄は「任意」。ただし、あるなら出したほうが早いです

年収は額面(税金が引かれる前の金額)で入れます。源泉徴収票を手元に置いておくと確実です。

その下に履歴書・職務経歴書の添付欄があります。

ポイント

添付は「任意」ですが、手元にあるなら出しておくのがおすすめです。

担当者が書類を読んだうえで、それに合った企業を紹介してくれます。

まだ作っていなくても、まったく問題ありません。

登録したあとに、担当者の添削を受けながら作り込むこともできます

私も書き方が分からなかったので、登録してから一緒に作ってもらいました。

書き方はこちらで職種別にまとめています。


第2段階:経歴を書く

ここから「プロフィール」の段階に入ります。

STEP5 直近の役職を選ぶ

JACリクルートメントの登録画面。役職を社長・CEOクラスから役職なしまでの9つから選ぶ

ハイクラス向けらしく「社長・CEOクラス」から始まります

社長・CEOクラス/役員クラス/部長クラス/課長クラス/係長・主任クラス/工場長・センター長/店長/役職なし/その他の9つです。

勤務医や一般職員なら、迷わず「役職なし」で大丈夫です。

ここで見栄を張っても、あとの面談でかみ合わなくなるだけです。

主任・係長にあたる立場なら「係長・主任クラス」。院長・分院長なら「部長クラス」あたりが近いです。

STEP6 職種を選ぶ

画面には、人事・労務/総務・広報/経理・財務/営業/IT/技術系……と20ほどの分類が並びます。

ざっと見た限りでは「獣医師」が見当たりません。

でも大丈夫です。「医療・介護・福祉」を押して開くと、その中に獣医師があります

JACリクルートメントの職種選択画面。医療・介護・福祉を開くと、医師・薬剤師・看護師などと並んで獣医師の選択肢が現れる

「医療・介護・福祉」を開くと、医師・薬剤師・看護師…と並んで「獣医師」があります

開くと、医師/薬剤師/看護師/保健師/臨床検査技師/臨床工学技士/管理栄養士/獣医師/介護・福祉関連職/放射線技師——と並んでいます。

大きな分類は折りたたまれていて、押すまで中身が見えない作りです。

探せばきちんとあるので、安心してください。

研究職や実験動物を扱っていた人は、「メディカル・バイオ」を開いて中を見るのもおすすめです。

経歴に近いほうを選べば大丈夫。あとから担当者に説明し直せます。

STEP7 雇用形態を選ぶ

JACリクルートメントの登録画面。正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト、業務委託から選ぶ

公務員の場合は「正社員」で問題ありません。

非常勤やパート勤務の獣医師は「パート・アルバイト」、代診でまわっている人は「業務委託」を選びます。

STEP8 入社・退社の年月を選ぶ

入社年月(年 → 月)を選んだあと、退社年月の画面になります。

JACリクルートメントの登録画面。退社年月の選択肢の一番上に「現在も勤務中(まだ退職していない)」がある

一番上に「現在も勤務中」があります

一番上に「現在も勤務中(まだ退職していない)」が用意されています。

働きながら登録する人が前提になっている、ということです。

STEP9 業種を選ぶ

JACリクルートメントの登録画面。サービス、商社、流通、消費財、金融、IT・通信、メディカル・バイオ、医療・介護・福祉などから業種を選ぶ

さきほどの「職種」はあなたの仕事、こちらの「業種」は勤め先の種類です。

獣医師なら、動物病院も行政も「医療・介護・福祉」が近いところ。

製薬・食品・飼料メーカーにいた人は「メディカル・バイオ」や「消費財」が当てはまります。

STEP10 転職回数を選ぶ

JACリクルートメントの登録画面。転職回数を0回から15回以上までのボタンから選ぶ

0回から15回以上まで選べます。

回数が多くても、正直に選んで問題ありません。事実と違うことを書くほうが、あとで困ります。

STEP11 学歴を入れる

最終学歴(大学院博士/修士/大学/高専/短大/各種専門学校/高校/その他)を選びます。

JACリクルートメントの登録画面。最終学歴を大学院博士から高校までのボタンから選ぶ

このあと、卒業区分(卒業/卒業見込み/中退/修了)と、学校名を入れる画面が続きます。

学校名は学部・学科まで書きます。「◯◯大学 農学部 獣医学科」のように入れましょう。

STEP12 語学スキルを入れる

JACリクルートメントの登録画面。英語をはじめ多数の言語から2つまで選び、初級・中級・上級・第一言語レベルから習熟度を選ぶ

レベルの説明が具体的なので、自己判断しやすくなっています

任意ですが、ここは空欄にしないほうがいいと思っています。

レベルの説明が具体的で、自分がどれに当てはまるか判断しやすくなっています。

  • 初級(読み書きでの使用レベル)
  • 中級(面接、会議参加が可能)
  • 上級(社内外でのGlobal会議参加、折衝事に不自由しない)
  • 第一言語レベル

獣医師は論文を英語で読む機会が多い職種です。

「読み書きはできる」なら、堂々と初級を選んで構いません

「英語は話せないから」と空欄にしてしまうと、読める人と読めない人の区別がつかなくなります。

そして次の画面に、TOEICのスコア欄があります。

JACリクルートメントの登録画面。言語一覧の下にTOEICスコアの入力欄がある

JACは外資系やグローバル案件に強いエージェントです。

スコアを持っている人は、必ず入れてアピールしましょう

STEP13 資格スキルを書く

JACリクルートメントの登録画面。資格スキルを最大5000文字の自由入力欄に書く

自由入力ですが、資格名を書くだけで十分です

最大5000文字まで書ける自由入力欄ですが、ここは資格名だけで大丈夫です。

獣医師免許と、あとは普通自動車第一種運転免許くらいを書いておけば十分でした。

資格は正式名称で書きます。

「車の免許」ではなく「普通自動車第一種運転免許」と書いてください。

持っている人は、TOEICのスコアや専門医の資格もここに足しておきましょう。

仕事の中身については、この欄ではなく職務経歴のところで伝えれば大丈夫です。


第3段階:希望を伝えて完了

STEP14 希望勤務地を選ぶ

JACリクルートメントの登録画面。希望勤務地を北海道から九州、海外までの地域から選ぶ

都道府県ではなく地域で選びます。「海外」もあるのがJACらしいところです。

STEP15 転職希望時期を選んで完了

最後の画面です。

JACリクルートメントの最終画面。転職希望時期をすぐにでも・3か月以内・半年以内・未定から選び、面談希望日時を任意で選んで完了ボタンを押す

希望時期に「未定」があります

転職希望時期は、すぐにでも/3か月以内/半年以内/未定の4つ。

「未定」が選べるので、まだ転職を決めていない段階でも登録して構いません。

面談の希望日時も入れられますが、こちらは任意です。

最後に「入力した内容と事実に相違ありません」にチェックを入れて、「完了」ボタンを押せば終わりです。

獣医師がつまずく3つのポイント

ここまでの流れで、獣医師が手を止めやすいのはこの3か所でした。

🧭つまずきポイントと答え
職種に獣医師がない
「医療・介護・福祉」を開くと中にある
役職が偉い人ばかり
勤務医・一般職員は「役職なし」でよい
資格欄に何を書くか
免許名だけでなく、担当業務を具体的に書く

登録前に用意しておくと、5分で終わります

🗂️登録前に用意するもの
源泉徴収票
年収を額面で入れるため
履歴書・職務経歴書
任意だが、あると後が早い
TOEICなどのスコア
語学の欄で使う
入社・退社の年月
職歴の年月を選ぶ画面がある
学部・学科の正式名称
学校名は学科まで入れる

特に入社・退社の年月は、うろ覚えだと手が止まります。

先に書き出しておくと、あとは選ぶだけです。

登録が終わったあと、何が起きたか

ここからは、完了ボタンを押したあとの話です。

流れは「メール → 電話 → オンライン面談 → 求人紹介」の4段階でした。

登録後の流れ。メールが届く、電話で日程を決める、オンライン面談20分、求人を紹介してもらう、の4ステップ

いきなり電話が鳴るわけではなく、まずメールから始まります

📬登録後の流れ
① メール
まずメールが届く
② 電話
そのあと電話がかかってくる
③ オンライン面談
20分ほど。希望と温度感を聞かれる
④ 求人紹介
希望を伝えたうえで紹介してもらう

まずメール、そのあと電話

最初の連絡はメールでした。

そのあと電話がかかってきます。電話の時間をいつにするかは、メールでやり取りして決めました。

いきなり電話が鳴るわけではない、ということです。

ただ正直に言うと、転職エージェントは電話でのやり取りが多い印象です。

ここは知っておいたほうがいいと思います。

メールだけで完結すると思っていると、少し面食らうかもしれません。

日中に電話に出られない人は、登録の段階で連絡がつきやすい時間帯を伝えておくとスムーズです。

オンライン面談は20分ほど

電話でのやり取りが終わると、担当者とオンラインで面談します。

時間は20分ほど。思っていたより短い、というのが正直な感想です。

聞かれたのは、大きく2つでした。

  • どんな仕事をしたいか
  • 転職の温度感(すぐ動きたいのか、情報収集なのか)
ポイント

身構えなくて大丈夫です。面接ではなく相談なので、うまく話そうとしなくていい。

むしろ、迷っていることをそのまま話したほうが、合う求人を出してもらえます。

担当者は、獣医師の仕事を知っている方でした

意外だったのが、担当者の印象です。

担当してくださったのは女性の方で、獣医師の仕事をきちんと知っていました

獣医師専門のエージェントではないので、正直あまり期待していなかった部分です。

ただし、詳しかったのは企業のほうでした。

製薬会社をはじめとする、獣医師が働ける企業の事情をよく知っていました。

一方で産業動物のほうは、あまり馴染みがなさそうな様子でした。

では話が通じなくて困ったかというと、逆でした。

「産業動物の獣医師って、どんなお仕事なんですか」と、向こうから聞いてくれたのです。

知ったかぶりをせず、聞いてくれる。

これは、話す側としてとても楽でした。

そして、こちらが仕事の中身を説明したあとに返ってきた言葉が、印象に残っています。

「そのご経験なら、製薬会社などで強みを活かせるのではないでしょうか」

自分では思いつかなかった方向を、示してもらえました。

自分の経歴を言葉にして人に説明すると、相手が別の可能性に変換して返してくれます。

自分ひとりで考えるのではなく、他人に評価してもらうこと

これが大事なのだと感じました。

答えに詰まったのは「勤務先の希望はありますか」でした

面談で一番困ったのが、この質問です。

私は「どこでも大丈夫です」と答えてしまいました

紹介してもらえる求人の間口を広げたかった——正直に言えば、少し強がったのだと思います。

結果どうなったか。

紹介される求人は、たしかにかなりの数になりました。

ただ、届いた求人を開くたびに「場所がなあ……」と止まってしまうのです。

ワン

ワン

選択肢が多いのは、良いことじゃないんですか?

ゆっけ

ゆっけ

それが、せっかく紹介してもらったのに断ってばかりで、申し訳ない気持ちになりました

担当者は時間をかけて求人を探してくれています。

それを毎回「ここはちょっと」と返すのは、こちらの心が削れます。

ポイント

ここから学んだことは1つです。

自分の意志は、最初にはっきり伝えたほうがいい。

間口を広げるための「どこでもいい」は、結局おたがいの時間を使ってしまいます。

「関東なら」「実家から通える範囲で」「引っ越しも検討できる」——どれでも構いません。

正直な条件を最初に置いたほうが、紹介の精度は上がります。

紹介されたのは、自分では見つけられない求人でした

私は面談で、2つの希望を伝えました。

  • 小動物臨床以外で紹介してほしい
  • 年収は現職より高めを希望

すると、伝えた希望に沿った求人だけでなく、自分の知らない分野の企業まで出てきました

自分で探すと見える求人は動物病院が中心。エージェント経由では動物病院に加えて製薬会社、実験動物の管理、ペット保険、食品会社なども見えるようになる

探す場所を変えると、見える求人そのものが変わります

🔎紹介された求人(一例)
外資系の製薬会社
獣医師の知識を活かせるポジション
実験動物の管理獣医師
研究施設で動物の管理を担う仕事
ペット保険会社
査定や商品企画などの仕事

どれも、獣医師の求人サイトでは見かけない名前です。

自分ではたどり着けなかった求人ばかりでした。

存在すら知らなければ、検索のしようがありません。

しかも非公開求人も多いので、そもそも一般には出てこない仕事もあります。

「企業で働く獣医師」と聞いても、具体的な会社名が思い浮かばない——これが、獣医師が企業転職でつまずく一番の理由だと思います。

求人を探す以前に、どんな仕事があるのかを知らないのです。

エージェントを使う価値は、ここにありました。

紹介された分野については、記事にまとめています。

使ってみて良かった5つのこと

👍登録してよかったこと
書類の添削
職務経歴書を見てもらえる
相談できる
企業向け転職のやり方を気兼ねなく聞ける
知らない求人
自分では探せない企業を紹介してくれる
ハイクラスの提案
獣医師にも年収の高い転職先を出してくれる
距離感
営業のゴリ押しがなく、こちらのペースで進められる

なかでも大きかったのが、**2つめの「気兼ねなく聞ける」**でした。

企業への転職は、周りに経験者がいません。

動物病院から動物病院への転職なら先輩に聞けますが、「企業に移るときって何をするんですか」は誰にも聞けないのです。

それを、遠慮なく担当者に聞けました。

そして4つめ。これは予想していなかった効果です。

ゆっけ

ゆっけ

JACはハイクラス転職のエージェントです。そこから獣医師にも年収の高い転職先を紹介してもらえた——これが、思いのほか自信につながりました。

「獣医師の経験でも、こういう仕事に手が届くんだ」と分かる。

転職するかどうかとは別に、自分の市場価値を知れたことそのものに意味がありました。

そして5つめ。ここが、獣医師専門のエージェントとの一番の違いでした。

営業のゴリ押しが、ほとんどありません

「早く決めましょう」「この求人は今週中に返事を」と急かされることがなかったのです。

ゆっけ

ゆっけ

心地よい距離感で転職活動を進められる——これが、使い続けている一番の理由です。

転職を迷っている段階だと、この距離感はありがたいものでした。

正直に、気になったところ

良いことばかり書いても仕方がないので、正直に2つ書きます。

① 電話やオンラインのやり取りに、思ったより時間がかかる

企業の紹介は基本メールで来ますが、電話やオンラインでの対応も多いのが実際のところです。

ここが、登録前に想像していたことと一番ギャップがあった部分でした。

スキマ時間で進められると思っていましたが、実際はまとまった時間を確保しないと進みません

これはJACに限った話ではなく、転職活動そのものに時間がかかるということです。

どのエージェントを使っても、ここは変わらないと思います。

私がやったのは、次のようなことです。

  • 友人と遊ぶ予定を、しばらく控えた
  • 職場の飲み会を断った
  • 有給休暇を取って、面談や書類の時間にあてた
カレンダーに面談・書類作成・有休・電話の予定が入っている図。まとまった時間を先に確保する、有給休暇を活用する、予定を減らして集中する、の3つのポイント

先に時間を空けてしまうのが、一番うまくいきました

ポイント

「転職活動をするぞ」と決めて、時間を先に確保してしまう

これが一番大事だと感じました。片手間では、どうしても中途半端になります。

日中に電話に出られない人は、連絡がつきやすい時間帯を最初にすり合わせておいたほうがいいと思います。

② 地域を絞りすぎると、案件が減る

これは獣医師にとって、かなり大事な話です。

ワン

ワン

地方に住んでいると、紹介してもらえないんですか…?

ゆっけ

ゆっけ

正直に言うと、地域を絞りすぎると紹介できる案件は少なくなります。ただ、都内やある程度大きな都市であれば、紹介企業は多数ありました。

企業の求人は、本社や研究所のある都市部に集まります。

「今の家から通える範囲で」と条件をつけると、選択肢はぐっと狭くなる。

逆に言えば、引っ越しを含めて考えられる人には、選択肢がたくさんあるということです。

向いている獣医師・向いていない獣医師

向いていない人
やり取りを面倒に感じる人
転職活動に時間を取れない人
勤務地を動かせない人
向いている人
勤務地にこだわらず働ける人
企業への転職を考えている人
自分の市場価値を知りたい人

向いているのは、場所にこだわらず働ける人です。

住む場所を動かせないと、紹介できる企業がない地域もあります。

一方で、向いていないのは、やり取りを面倒に感じる人です。

転職は、思っている以上にエネルギーを使います

書類を作り、面談の時間を取り、電話に出て、求人を読み込む——ここに時間を割けないなら、良い結果にはなりにくいと思います。

「なんとなく登録だけしておく」は、悪くありません。

ただ、動くと決めたなら、時間を確保してから始めたほうが結果は出ます

いまはどうしているか

退会はしていません。

定期的に企業情報がメールで届く、という距離感で続けています。

登録したからといって、転職を迫られることはありませんでした。

「情報だけもらっておく」という使い方ができます。

まとめ

  • JACリクルートメントはハイクラス向けの総合エージェント。年収600万円以上の求人が中心
  • 獣医師専門ではないが、職種の選択肢に「獣医師」はある
  • ただし折りたたまれている。「医療・介護・福祉」を開くと出てくる
  • 役職欄は、勤務医や一般職員なら**「役職なし」で問題ない**
  • 資格欄は5000文字書ける。免許名だけでなく「何をしていたか」を書く
  • 語学欄は空欄にしない。**読み書きできるなら「初級」**を選ぶ
  • 登録は無料・5分ほど。「現在も勤務中」「希望時期は未定」が選べる
  • 登録後はメール → 電話 → オンライン面談(20分ほど)の流れ
  • 電話やオンラインのやり取りが多く、まとまった時間の確保が必要。飲み会を断り、有給を使って臨んだ
  • 担当者は獣医師の仕事を知っていた。ただし詳しいのは小動物臨床のほうだった
  • 産業動物のことは向こうから質問してくれた。そのうえで製薬会社などを提案された
  • 紹介されたのは外資系製薬・実験動物の管理獣医師・ペット保険会社など、自分ではたどり着けない求人
  • 「どこでも大丈夫です」と強がると、断ってばかりで申し訳ない気持ちになる。希望ははっきり伝える
  • 書類の添削と、企業転職のやり方を気兼ねなく相談できたのが大きい
  • 営業のゴリ押しがなく、心地よい距離感で進められた
  • ただし地域を絞りすぎると案件は減る。都市部なら選択肢は多い
  • 退会せず、情報だけもらう距離感でも続けられる
ゆっけ

ゆっけ

獣医師専門じゃないところにも、ちゃんと入口がありました。探す場所を1つ増やすだけで、見える求人が変わります

獣医師専門のエージェントは、動物病院の求人に強い。

総合型のエージェントは、企業の求人に強い。

どちらか一方ではなく、両方に登録して比べるのが遠回りに見えて近道です。

そして最後にもう一度だけ。

獣医師の経験は、獣医師業界の外でもちゃんと届きます

自分ひとりで考えるのではなく、他人に評価してもらうこと

これが、思っていた以上に大事でした。

私は登録してみるまで、それを知りませんでした。

まずは自分がどう評価されるのか、確かめてみるところからで十分だと思います。

\ 自分がどう評価されるか、確かめてみる /

JACリクルートメントの公式サイトを見る
  • 完全無料
  • 在職中でもOK
  • 希望時期は「未定」でOK

求人を眺めるだけでも大丈夫です

※ 本記事は筆者が実際に登録したときの記録です。画面の構成や項目は変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

SHARE THIS ARTICLE

ゆっけ
ここまで読んでくれてありがとう。最後にひとつだけ、伝えたいことがあります。

NEXT STEP

読んで終わりにしない。
まずは自分の市場価値を知ろう

転職エージェントの登録は無料。求人を見るだけでも、今の職場の見え方が変わります。 獣医師向けに厳選したエージェントをランキング形式で比較しました。

転職サイトランキングを見る →

※ 当サイトはアフィリエイト広告を含みます

関連記事

転職エージェントを使った獣医師の転職方法|登録から内定まで5ステップで解説
転職の進め方

転職エージェントを使った獣医師の転職方法|登録から内定まで5ステップで解説

獣医師の転職エージェント利用方法を、登録から内定まで5ステップで完全解説。費用・期間・進め方・成功のコツまで、情報収集段階の獣医師が知りたい情報を網羅。

獣医師の転職活動は職場にバレる?バレないための具体的な対策を解説
転職の進め方

獣医師の転職活動は職場にバレる?バレないための具体的な対策を解説

獣医師の転職活動が職場にバレるのが不安な方へ。バレる典型パターン(他人がバラす3パターン・自分の脇が甘い5パターン)と、バレないための具体的な対策を、現役獣医師ゆっけが徹底解説。

獣医師の年収は業界で決まる|職種は変えず、業界だけ動かす転職
お金・年収・制度

獣医師の年収は業界で決まる|職種は変えず、業界だけ動かす転職

獣医師の年収を上げたいなら、変えるべきは職種ではなく業界です。獣医師免許を持ったまま働く場所だけを動かす「軸ずらし転職」の考え方を、動物病院・製薬・食品メーカー・ペット保険・行政の年収目安とあわせて解説します。

獣医師が働きながら転職する時間の作り方|5つのフェーズで考える
転職の進め方

獣医師が働きながら転職する時間の作り方|5つのフェーズで考える

転職活動はスキマ時間では進みません。働きながら動くために、活動を5つのフェーズに分けて必要な時間を見積もる方法をまとめました。当直や往診で時間が取りにくい獣医師が、どう時間を確保するかまで具体的に解説します。

PAGE TOP